黒板アートやメッセージの強要

黒板アート

そのものは素晴らしいし、

芸術という観点で見れば

すごいとしか言いようがない。

 

ただ、黒板アートは教師の仕事ではない。

最近、

黒板アートを強要する輩(校長や教頭)がいるのをご存知でしょうか。

「○○先生、もう黒板には子どもたちに新年の挨拶を書きましたか。」

「今年も○○先生の黒板アート、期待しています。」

「子どもたち喜ぶでしょうね。」

「○○先生、黒板にメッセージを書いておいてください。」

校長「さあ教頭先生、教室を確認しに行きましょうか。」

(各教室の黒板を見るために巡回)

↑HPに載せてアピールしたいのだろう。

 

自主的ならいいが、強要はおかしい。

もちろんしなければならないものはするが、

「新年あけましておめでとうございます」

と書いても、

あけましておめでとうございます

じゃない子の気持ち

私自身もそんな気分ではない。

少しでも気分を害する子がいるとは

想像できないのだろうか。

 

想像力が足りない。

 

○○先生は情熱が足りない。

え?

情熱なんて人様に見せない人も多いのだから

人それぞれなのだから

うるせえ。

と思いながらメッセージを書いた。

もちろん

あけましておめでとうございます

は書かない。

 

そういう配慮のできない人に

教育を語られても冷めた目と心で聞き流すだけ

 

自分はこういう知識もある

とひけらかす人ほど小さく見える。

 

黒板アートを教頭に見せている教員

それを見てやたらと褒め、

調子に乗る教員。

 

やるのはご自由に。

でも、

強要は、やめてください。

 

こういうのが多い。

 

ある教員が自主的に始めた○○。

子どもたちにとっていいことだからと広める校長。

やがてそれは当たり前のこととなっていき

この黒板アートのように強要され、

やらない教員が責められ、肩身の狭い思いをする。

 

そういうのが多い。

戦うところが多すぎて疲れた。

こういう小さなことから

辞めたい

は加速していく。

 

とにかく、

あけましておめでとうございます

ではなく、

今年もよろしくお願いします

で十分だ。